こんばんは。今日はDeNAファンにとって大きなニュースがありました。いや、野球ファンなら誰もが興味を惹かれることですよ!なんと、23年シーズンにDeNAに在籍していた、トレバー・バウアー投手が、再びDeNAと単年契約を結んだというニュースが飛び込んできました。!このことについて、イチベイファンとしての感想と、今後のDeNAへの期待を述べていきましょう。

・バウアー投手のMLBでのこれまでの実績と23年DeNA入団の経緯

 トレバー・バウアー投手は、日本のプロ野球に来るまでは、バリバリのメジャーリーガーでした。20年のシーズンでは、コロナウイルスの影響での短縮シーズンながら、最優秀防御率を獲得し、サイヤング賞を受賞しています。MLB通算83勝を挙げています。
 しかし、21年にプライベートな問題があり、出場停止処分を受け、その後、当時所属していたドジャースを解雇処分となっていました。この件が原因で、今現在もMLB復帰ができていません。

 そんなバウアーが、23年3月に、DeNAと一年契約したというニュースが飛び込んできたのです。サイヤング賞を獲得したメジャーリーガーの入団に、当時は結構な話題になりました。バウアーは19年オフに、DeNAの練習施設である「DOCK」を訪れており、この時の縁でオファーを出し、契約できたという経緯がありました。
 ただ当時入団は、MLBで問題を起こして解雇になった選手を獲って大丈夫なのか?という声もあったと記憶しています。同時に、一体どんな投球を見せてくれるのか?という期待の声も大きかったですね。

・DeNAでの23年の実績とその後

 そんなバウアー投手ですが、23年シーズン、2軍での調整を得て、日本プロ野球デビューします。最初は打ち込まれる試合が続いたりしましたが、その後は安定した投球を見せてくれました。本人は投球術や変化球などの研究をするのが趣味と話していて、うまく日本の野球を研究して、対応していったということでしょう。最終的に10勝4敗という成績でした。

 一年で退団となってしまいましたが、それは本人がMLB復帰を目指していたので、仕方ないかなという感じでした。しかし現実は厳しく、MLB球団との契約は実現せず、メキシカンリーグで1シーズン投げていました。
 MLB復帰が現実的ではないとなったことで、日本のプロ野球に復帰するのでは?復帰するならDeNAか?という噂が流れていました。私としては、復帰してくれたら、先発不足が心配な投手陣の柱になってくれるという期待もありつつ、不謹慎な発言が取り上げられることもあり、問題児というイメージはありました。ファンの間でも、必要だとか、不要だとか議論が上がっていました。あとは球団がどういう判断をするか、バウアー本人と球団の交渉次第だなと思っていました。そんなところに、今回の契約の話が飛び込んできたわけです。

・バウアー投手に期待すること

 復帰するからには全力で応援あるのみです。当然先発での活躍を期待しています。現状、二桁勝利を計算できるのは、昨年13勝を挙げた東投手くらいでしたが、バウアー投手も二桁勝てる実力があります。そこに、ジャクソン・ケイの両投手が残留してますので、この4人はローテ確定かなと思っています。また、外国人選手の相談役としても、バウアー投手の存在はプラスになるのではと思います。

・今後のDeNAベイスターズへの期待

 オフシーズンに濱口投手、上茶谷投手が退団し、先発投手陣の不足を心配していましたが、先に挙げた4人に続く投手が出てきて欲しいところです。候補としては、昨年先発で結果を残した石田裕太郎投手、シーズン後半に活躍した吉野投手が有力かなと思います。個人的に期待しているのは平良投手なのですが、怪我さえしなければ、かなり活躍してくれるはず。こう見ると、あまり悲観するほどでもないのかなと思えてきました。
 実は23年に、バウアー投手、東投手、今永投手が揃っていた時に優勝しておきたかったと、当時は思っていました。しかしその夢は叶わず、今永投手が抜けてしまったので、しばらくは優勝はお預けか、と思ってましたが、昨年に下剋上を果たして日本一。そして今年はリーグ優勝からの日本一連覇を掲げるチームですので、バウアー投手再加入で、さらに期待は高まったところです。是非とも悲願のリーグ優勝、そして今一度日本一の感動を、ファンに届けてほしいものです。頑張れバウアー!頑張れベイスターズ!!それではまた。