こんばんは。最近ようやく暖かくなってきましたね。3月中旬頃になり、気温が上がってくると、やってくるのが園芸シーズンです。園芸店やホームセンターではこれから植え時期の野菜の種や、花の苗が販売されます。ようやく土いじりが出来ると、待ちに待っていた人も多いでしょう。
私も花は好きで、以前はプランターで花を育てたり、ベランダ菜園をして楽しんでいましたが、ここ最近は全くしていませんでした。そこで今年は、アパートのベランダでも楽しめるような、プランターを使って野菜を育てたり、花の寄せ植えを作ったりしていこうと思っています。そしてこのブログで紹介していきますので、参考にしていただければと思います。
・育てるジャガイモの種類を決める
さて、今回はジャガイモをベランダで栽培していこうと思います。1月中旬くらいになると、ホームセンター等で種イモが販売され始めます。様々な種類の種イモがあります。有名どころで言うと、「北あかり」「男爵」「メークイン」といったところでしょうか。それぞれ特徴があるのですが、今回私が栽培するのが、「とうや」という品種のジャガイモです。このとうやは、煮崩れが少なく、粘質のあるなめらかな食感があるという特徴があり、シチューや煮物に向いています。このとうやを、ある商品を使って栽培していこうと思いますので、ぜひご覧ください。
・用意するものと事前準備
ジャガイモは広い畑でたくさん植えるイメージがありますが、深めのプランターを使えば、収穫量は少ないですが、ベランダでも十分栽培できます。しかし今回私が用意したのがこちらです。


画像では大きさが伝わりづらいですが、お菓子のじゃがりことポテトチップスではありません(笑)種イモをこれ一つで育てられる商品です。中にはジャガイモ栽培用の肥料入り用土がセットになっています。例えば、すでに肥料がブレンドされている培養土の袋を使い、育てることもできるのですが、せっかくなので、専用の商品を使って育ててみます。
もう一つ重要なものがあります。

種イモは、大きいサイズのものは半分に切って植えるのが一般的です。だいたい50g以上の種イモは、芽が出ている部分を残して切ります。この時に、切り口をそのままにしておくと腐ってしまいます。それを防ぐのに、この草木灰を切り口に付けるのです。そして1日ほど天日干しにして乾かします。何日も置いておくとしなびてしまうので注意しましょう。50gより小さい種イモは、そのまま植え付けますので、草木灰は必要ありません。
そして今回栽培するジャガイモの種がこちら。

1kgが販売されている種イモで一番容量が少ないのですが、これ全部使い切れませんでした💦 なので、実家で趣味で畑いじりをしている父にあげました。ちなみに、植える時には、芽が少し出ている状態がいいようです。出ていなくても育てられますが、芽が出ていた方が生育が良くなるようですね。私が買った時にはもう芽が少し出ていたので、ちょうどよかったです。まだ出ていない時は、日なたで太陽光に当てる作業を何日か行なって、芽が出るのを待ちます。この時夜間寒くなる時は室内に取り込みましょう。
そして、このとうやの種イモの中から、大きいサイズのものを半分に切っていきます。

これに草木灰をつけると、こんな感じです。

この状態で1日乾かしておきました。それではいよいよ実際に植え付けをしていきます。
・栽培セットを使って植え付け
まずはじゃがりこの栽培セットを使ってみましょう。

こんな感じで植え付け方の説明書がありました。袋に入った土と肥料の塊に水を含ませ、もみほぐして柔らかな土に戻します。その土を説明書通りに、まずは少し容器に入れます。こちらには、半分に切った種イモを2つ分植えてみます。

こんな感じです。切り口を下にして植えます。この上から、残りの土を全て入れて完成です。

これが完成系です。ちょうど容器いっぱいになりました。最初はこれに水をたっぷり与えます。ですがそのあとは芽が出るまではほったらかしです。容器の下には排水用で小さな穴が空いています。これがないと水が溜まって腐ってしまいますからね。
次はポテトチップス柄の栽培セットの出番です。こちらには、小さい種イモで、そのまま植えてみます。

やはり画像だと大きさが分かりづらいですね💦

先ほどのじゃがりこセットと同じで、専用の土を袋に少し入れ、種イモを、芽が出ているところを上にして置き、その上から残りの土を入れていきます。

こんな感じで完成です。こちらも袋の底には排水用に小さな穴を空け、そこから水が出てくるまで水を与えます。あとは芽が出るまで放置です。
・あとは芽が出るまでベランダに置いておくだけ
これで植え付けが完了しました。あとはベランダの端の方に置いておくだけです。ただ、この袋のまま直におくと、雨水とかの排水をしにくいので、こんなものを用意しました。

本当は押入れとかに使う、プラスチック製のスノコがあるとよかったのですが、ちょうどいいのがなかったので、100均でそれっぽいのを買ってきました。多分キッチンとかで使うやつですが、まあ通気性が保てればなんでもいいです(笑)

こんな感じになりました!このまま芽が出るまで観察するだけです。そのあとは芽かきという作業が必要だったりするので、その時期が来たらまた記事にしていきます。それぞれ種イモを2つ使っています。そのまま植えたものと、半分に切ったもので分かれているので、収穫までに何か違いが出るのかという検証もしたいと思いました。収穫までの作業を随時紹介していきますので、最後までお付き合いいただければ幸いであります。それではまた。