こんばんは。今回は私が実際に購入した株式銘柄紹介の第2弾です。しばらくは皆さんが一度は聞いたことがあるような有名企業が続きます。いろんな投資家が紹介している銘柄なので、斬新なものはありませんが、お付き合いください。

⚫️伊藤忠商事 保有株数 5株

 伊藤忠商事は、総合商社と呼ばれるセクターの企業です。1月11日現在の株価は7,353円。購入時は7,853円でした。売上高・営業利益共に年々増えていて、EPSも上昇しています。そして一株あたりの配当金ですが、2015年の46円から毎年増配していて、今季予測は200円となっており、大きく増配しています。配当性向が28%程で、他の高配当株に比べて少し低いので、増配する余裕がまだあるのかなあと期待してしまいます。
 伊藤忠商事のニュースとして、昨年世間を騒がせた、ビッグモーターの事業を引き継いだり、今年になってからは従業員の平均年収を10%引き上げると発表したり、話題になることが多いように思います。事業の拡大や社員への利益還元など、現状に満足せずに成長しようという姿勢が感じられますので、今後も期待できると思います。

 ちなみに総合商社とは、幅広い消費やサービスを取り扱い、国内外から仕入れて流通させる業種のことです。このような業種は、世の中の景気に左右されやすく、為替の影響も受けやすい特徴があるので、株価が動きやすいようです。ただ、株価が上がっても下がっても、トータルで業績が良ければ配当金にはあまり影響しないはずなので、売ったりせずに成長を見守りましょう。

⚫️三菱商事 保有株数 10株

 三菱商事も総合商社に分類されます。1月11日現在の株価は2,478円、購入時は2,724円でした。2020年頃のコロナ禍の影響で、一時期売上高・営業利益は落ちましたが、すぐに持ち直しています。ただ、コロナ禍であっても一株配当金は減配することなく出し続けていました。2015年では23円でしたが、今季予測は100円となっており、10年で大幅に増配になってます。営業利益率は4%程で少ないですが、これは伊藤忠商事も5%程で、この業種がこのくらいの水準なのでしょう。
 三菱商事は、コンビニ大手のローソンを子会社に持っており、業界のナンバー1に君臨しています。今後の成長にも期待です。

⚫️東京海上ホールディングス 保有株数 5株

 東京海上ホールディングスは、保険業界のナンバー1企業です。1月11日現在の株価は5,163円、購入時は5,970円です。2ヶ月の間に800円も株価が下がっています。保険業界は、IRバンクでは売上ではなく、収入保険料という項目で表されています。収入源は契約者からの保険料ですので、売上とはちょっと違う扱いなのでしょう。ちなみにこの収入保険料は、毎年右肩上がりです。営業利益はコロナ禍の21年は減益でしたが、その後は増益になっています。一株配当金も、コロナ禍で減配となりましたが、22年には減配前まで戻り、さらに増配。今季予測は162円となっており、15年からは5倍に増配しています。
 保険業界は、保険料が収入源なので、一度保険に加入すれば、解約しない限りはずっと保険料が入るので、企業の利益も安定して出ることになります。何か大災害が起きて保険料の支払いが多くなった時は減収となるかもしれませんが、そういったことがなければ、安定した配当金が期待できるでしょう。

 今回は上記3銘柄の紹介でした。今回の銘柄、前回の通信業3銘柄共に言えるのが、10年前と比べると、配当金の額が何倍にも増配しているという点です。高配当株投資の一番の醍醐味は、買った時の配当金がどのくらい増えたか、というところです。増配が続くということは、株を買い足さなくても収入が増えていくということで、いかに増配が期待できる銘柄を持てるかが重要になります。例えば、株価1000円の株を、一株配当金10円で買っていた場合、配当利回りは1%です。この企業が成長し、株価が5000円、配当金が100円に増えたとします。すると、現在の配当利回りは2%ですが、買った時は1000円だったので、実質10%の配当利回りになっているというわけです。今後も私が持っている大企業が配当金を増配してくれると一番いいのですが、まだ規模的には中小企業で、今後成長が期待できると思った銘柄を購入していれば、将来的に配当金が増えて、大きなリターンが得られるというわけですね。そういった銘柄を選んで購入できるように、配当金の再投資や副業収入を得て、投資に回せるようになることをモチベーションにして頑張る所存です。次回も私の銘柄紹介をして行きますので、ご期待ください。それではまた。