こんばんは。今日は、高配当株投資をするに当たって、投資先を分散することの重要性について話していきたいと思います。現在私は、23社の株を保有しています。今はまだ、一銘柄の株数は少ないですが、様々な業種の株を買いました。これは分散投資が目的です。なぜ、いくつもの株を買って、投資先を分散させるのかを解説したいと思います。

・分散投資とはどういうことか?

 投資の世界には、格言とも言われていることわざがあります。それは、「卵を一つのカゴに盛るな」という言葉です。これは、全ての卵を同じカゴに入れておくと、そのカゴが落ちてしまった場合に、全ての卵が割れてしまうが、複数のカゴに分けて入れておけば、一つのカゴが落ちても他のカゴの卵は無事、つまり、被害を最小限に抑えることができるという意味です。そしてこれは、投資の世界でも同じことが言えます。一つの会社の株式にだけ集中して投資していると、万が一、その会社が業績悪化により、配当金が出なくなったり、最悪倒産なんてことになったら、配当金がゼロになり、ダメージは大きいです。しかし、様々な会社・業種に分けて投資していれば、一つや二つの会社がたとえ減配・無配になっても、それは一部の銘柄であって、他の会社が順調ならば配当金がもらえ、マイナスはかなり抑えることができます。これが、分散して投資先を分けることの重要性です。

・インデックス投資は自動的に分散投資されている

 私はつみたてNISAで、全米株式インデックスファンドを積立していますが、このような投資信託は、自動的に分散投資がされています。つみたて投資で大事なのは、「長期・分散・積立」と言われています。定期的に購入(積立)することで、株価変動のリスクを抑え、それを長期にわたって継続することで着実に資産を増やす。そして、インデックスファンドは、ファンドの運営会社が自動的に投資先を分散して投資運用しています。さらに企業の業績によって投資先を変更してくれます。ですので、基本的に積立設定のまま購入し続けているだけで、分散投資がされているのです。

・個別株投資は自分でポートフォリオを作る

 インデックス投資に対して個別株投資は、自分で投資先を分散させる必要があります。投資先の構成のことをポートフォリオと言います。先ほど話したように、一社だけに投資していると、何かあった時にリスクが大きいので、いくつかの銘柄に分けて投資する必要があります。しかし、ただ別の企業に分ければいいというわけではありません。セクター別に分散するということも必要です。
 セクターとは、業種別に分類された銘柄の集まりのことです。「食料品」、「建築業」、「サービス業」、「銀行業」、「不動産業」のように、各企業を同じような職種に分けられた集まりのことをセクターと言います。このセクターを分散させることも重要になってきます。例えば投資先が、NTT、KDDI、ソフトバンクだけに投資していると、3社に分散しているように感じますが、同じ情報通信業なので、この業種が何らかの原因で業績が悪くなると、全て共倒れのようになってしまい、全て減配・無配の危険性があるということです。そのため、セクターが偏らないようにポートフォリオを組む必要があるのです。

 先ほど書いたように、現在23の銘柄を所持しています。そのセクター先を紹介すると、次のようになります。
・情報通信業 3社
・卸売業 2社
・銀行業 2社
・保険業 1社
・建設業 2社
・食料品 3社
・ゴム製品 1社
・輸送用機器 3社
・その他金融業 2社
・海運業 1社
・不動産業 1社
・石油・石炭製品 1社
・化学 1社
以上のようになっています。結構分散されていると思うんですよね。ここからは、今持っている銘柄の買い増しと、まだ投資していないセクターから選んだ銘柄を買ったりしていく予定です。有名どころで、これから買いたいと思っているものもまだたくさんあるので、少しずつ株数を増やしていきます。次からも、保有している銘柄紹介を続けていきますので、ご期待ください!それではまた。