こんばんは。本日は保有株式銘柄紹介の第5弾です。前回までで12銘柄紹介していますが、これで半分紹介が終わりました。ここから後半です。

⚫️トヨタ自動車 保有株式 5株

 世界に誇る日本の企業で時価総額ナンバーワンのトヨタ自動車です。輸送用機器というセクターに分類されています。1月26日現在の株価は2、882円で、購入時は2,717円でした。世界のトヨタにしては、株価安いなあと最初は思いましたが、株式分割により5分割されたので、購入しやすい株価になっています。売上高は45兆円、営業利益は4兆円と、他の企業とは桁違いの業績です。営業利益率は10%と十分、自己資本比率も38%で、悪くはない数値だと思います。一株当たり配当金は、10年前は42円でしたが、25年予測は90円となっており、着実に増えています。配当性向が24年で20%なので、まだ増配する余力があるように見えます。期待して待ちたいと思います。ちなみに配当利回りは3、12%となっています。

 トヨタはクルマの販売台数は世界1位で、時価総額はテスラ社に次いで世界2位の自動車業界でトップと言っていい超大企業です。日本は少子化が進んでますので、販売台数は伸び悩むと個人的には思ってるんですが、海外への販売もありますから、業績は今後も安定して利益を出せると思っていいんじゃないですかね。少しばかりの不安は、クルマの性能のデータ改ざんとか、そういった不正が起きないとこを願っています💦

⚫️ヤマハ発動機 保有株式 5株

 ヤマハ発動機は、トヨタ自動車と同じ輸送用機器に分類されていますが、クルマの販売ではなく、オートバイで有名です。しかしバイクだけではなく、電動自転車や産業用のロボット、マリンスポーツ製品など多くの事業を展開しています。1月26日現在の株価は1,301円で、購入時は1,381円でした。売上高、営業利益は、若干の増減はありますが、少しづつ増えています。営業利益率は9%あり、自己資本比率も40%で、健全な経営と言えるんじゃないでしょうか。一株当たり配当金ですが、コロナ禍の20年は減配をしていますが、すぐに減配前の配当金に回復。10年前は20円だったのが、24年は50円まで増配になっています。配当性向は29%ですので、トヨタ同様、まだ増配の余力があるのではないでしょうか。配当利回りも3、94%あり、なかなかの高配当株です。

 ヤマハ発動機は、海外の売上高比率がなんと90%を超えている超グローバルカンパニーです。オートバイの需要はどうやら減少傾向にあるようなんですが、新興国にまだまだ需要があり、二輪車の売り上げは世界で第4位だそうです。また、バイクのイメージが強いですが、実は営業利益の4割は、水上オートバイなどのマリン事業が稼いでいるようです。ちょっと意外でした。やはり世界規模での事業を展開していると、日本中心の企業より安心感があります。事業の伸び代を感じられますので、今後も期待です。

⚫️オリックス 保有株式 5株

 オリックスは、その他金融業というセクターのトップ企業です。法人向けに事務機器などのリース事業がメインで、他にも保険やレンタカーなどの幅広い事業を展開しています。1月26日現在の株価は3,272円で、購入時は3,424円でした。コロナ禍の時に2、3年ほど売上・営業利益は低迷していましたが、そこから現在は回復し、成長傾向にあります。営業利益率は12%と高く、収益性が高い事業展開といえます。自己資本比率は24%と少し低めです。注目は一株当たり配当金で、コロナ禍での利益減少時も減配しておらず、増配を続けています。10年目は36円だんた配当金が、現在は111円まで増えています。配当性向は33%。配当利回りは3、41%で、悪くない利回りです。

 オリックスは、プロ野球チーム「オリックス・バファローズ」の運営が有名で、名前はみなさん知っているところだと思います。ただ、それ以外では、どんな事業をしているのか知らない人が多いんじゃないでしょうか?元プロ野球選手のイチローさんが出演しているCMで、オリックスが何をしてるか知っていますか?という問いかけもありましたね。また、世界約30の国・地域に拠点を設け、グローバルな事業展開もしているので、今後の事業の成長も見込めるのではないかと思います。

 今回も3銘柄を紹介しました。ところでオリックスは、あのリーマンショックの時に大打撃を受け、当時3,800円くらいだった株価が170円くらいまで落ち込んだそうです。しかしそこから今の業績まで成長しています。高配当株投資で大事なのは、一時的な株価の上下は気にせず、株を持ち続けることが重要と言われています。今後、リーマンショックまで行かなくても、何かしらの原因で株価が暴落することがあると思います。ですが、あのコロナ禍で経済が打撃を受けても、2、3年で回復してきています。特に大企業と言われるところは、不況などがあっても復活できるだけの経営基盤があるので、企業を信じて株を持ち続けるのが一番大事なんだなと感じています。このことを忘れずに、高配当株投資を続けていきます。それではまた。