ベランダでジャガイモを栽培してみた。収穫してみたら衝撃の結末に・・・

植物紹介・育て方

 こんばんは。今日は、ベランダでジャガイモを育てた体験記を書いてみます。ホームセンターで、ベランダのような狭い場所でもジャガイモを育てられるキットが売っています。それを使って収穫まで頑張ってみました。 

 私は植物が好きで、以前はプランターで花を育てたり、ベランダ菜園をして楽しんでいましたが、ここ最近は全くしていませんでした。そこで今年は、アパートのベランダでも楽しめるような、プランターを使って野菜を育てたり、花の寄せ植えを作ったりしていこうと思っています。そしてこのブログで紹介していきますので、参考にしていただければと思います。

・育てるジャガイモの種類を決める

 今回のジャガイモ栽培ですが、1月中旬くらいになると、ホームセンター等で種イモが販売され始めます。様々な種類の種イモがあります。有名どころで言うと、「北あかり」「男爵」「メークイン」といったところでしょうか。それぞれ特徴があるのですが、今回私が栽培するのが、「とうや」という品種のジャガイモです。このとうやは、煮崩れが少なく、粘質のあるなめらかな食感があるという特徴があり、シチューや煮物に向いています。このとうやを、ある商品を使って栽培していこうと思いますので、ぜひご覧ください。ちなみに、植え付けスタートは3月25日です。

・用意するものと事前準備

 ジャガイモは広い畑でたくさん植えるイメージがありますが、深めのプランターを使えば、収穫量は少ないですが、ベランダでも十分栽培できます。しかし今回私が用意したのがこちらです。

 画像では大きさが伝わりづらいですが、お菓子のじゃがりことポテトチップスではありません(笑)種イモをこれ一つで育てられる商品です。中にはジャガイモ栽培用の肥料入り用土がセットになっています。例えば、すでに肥料がブレンドされている培養土の袋を使い、育てることもできるのですが、せっかくなので、専用の商品を使って育ててみます。

 もう一つ重要なものがあります。

 種イモは、大きいサイズのものは半分に切って植えるのが一般的です。だいたい50g以上の種イモは、芽が出ている部分を残して切ります。この時に、切り口をそのままにしておくと腐ってしまいます。それを防ぐのに、この草木灰を切り口に付けるのです。そして1日ほど天日干しにして乾かします。何日も置いておくとしなびてしまうので注意しましょう。50gより小さい種イモは、そのまま植え付けますので、草木灰は必要ありません。

そして今回栽培するジャガイモの種がこちら。

 1kgが販売されている種イモで一番容量が少ないのですが、これ全部使い切れませんでした💦 なので、実家で趣味で畑いじりをしている父にあげました。ちなみに、植える時には、芽が少し出ている状態がいいようです。出ていなくても育てられますが、芽が出ていた方が生育が良くなるようですね。私が買った時にはもう芽が少し出ていたので、ちょうどよかったです。まだ出ていない時は、日なたで太陽光に当てる作業を何日か行なって、芽が出るのを待ちます。この時夜間寒くなる時は室内に取り込みましょう。

 そして、このとうやの種イモの中から、大きいサイズのものを半分に切っていきます。

 これに草木灰をつけると、こんな感じです。

 この状態で1日乾かしておきました。それではいよいよ実際に植え付けをしていきます。

・栽培セットを使って植え付け

 まずはじゃがりこの栽培セットを使ってみましょう。

 こんな感じで植え付け方の説明書がありました。袋に入った土と肥料の塊に水を含ませ、もみほぐして柔らかな土に戻します。その土を説明書通りに、まずは少し容器に入れます。こちらには、半分に切った種イモを2つ分植えてみます。

 こんな感じです。切り口を下にして植えます。この上から、残りの土を全て入れて完成です。

 これが完成系です。ちょうど容器いっぱいになりました。最初はこれに水をたっぷり与えます。ですがそのあとは芽が出るまではほったらかしです。容器の下には排水用で小さな穴が空いています。これがないと水が溜まって腐ってしまいますからね。

 次はポテトチップス柄の栽培セットの出番です。こちらには、小さい種イモで、そのまま植えてみます。

 やはり画像だと大きさが分かりづらいですね💦

 先ほどのじゃがりこセットと同じで、専用の土を袋に少し入れ、種イモを、芽が出ているところを上にして置き、その上から残りの土を入れていきます。

 こんな感じで完成です。こちらも袋の底には排水用に小さな穴を空け、そこから水が出てくるまで水を与えます。あとは芽が出るまで放置です。

・あとは芽が出るまでベランダに置いておくだけ

 これで植え付けが完了しました。あとはベランダの端の方に置いておくだけです。ただ、この袋のまま直におくと、雨水とかの排水をしにくいので、こんなものを用意しました。

 本当は押入れとかに使う、プラスチック製のスノコがあるとよかったのですが、ちょうどいいのがなかったので、100均でそれっぽいのを買ってきました。多分キッチンとかで使うやつですが、まあ通気性が保てればなんでもいいです(笑)

 こんな感じになりました!このまま芽が出るまで観察するだけです。それぞれ種イモを2つ使っています。そのまま植えたものと、半分に切ったもので分かれているので、収穫までに何か違いが出るのかという検証もしたいと思いました。では、このあとどう成長していったのか、見ていきましょう。

・4月17日(植え付けから24日後)

 

 少し芽が出てきました。ちなみに水やりは不要です。種イモが腐ってしまうようですね。もう少し様子を見ましょう。

・4月25日(植え付けから32日後)

  順調に育ってきていますね。ここで肥料を施してみます。

 ネットの情報によっては、追肥はいらないって書いてあるのもあるんですが、せっかく準備してあるので、使ってみます。パラパラと撒いて、土の上の部分を混ぜ込んでみました。これで収穫量が増えるといいのですが・・・。

・5月11日(植え付けから48日後)

 ポテトバッグの方が茎の伸びがいいです。こっちの種イモは、切らずにそのまま植えた方です。この差がそれなのかはちょっと分からんですね💦収穫にはまだ早いです。もうしばらく待ちましょう。

・6月3日(植え付けから71日後)

 ついに容器が見えなくなりました😆 どうやら収穫の目安は、茎が垂れて葉っぱが黄色くなった頃だそうです。収穫が近づいてきました。ワクワクしてきますね!

・6月20日(植え付けから88日後)

 これ、収穫時期じゃないかな!?ということで、ついに収穫してみます!

 小学生の娘をよんで、一緒に収穫です。何個取れるかな?なんて言いながら掘り起こしてみたら・・・

 お、思ってたんと違う・・・!大きさがちょっとわかりづらいですが、大きいもので卓球の球くらいです。あれ、まだ土に中にあるんかな、と思って娘と一緒に探しましたが、これだけでした💦

 ちなみにこちらはじゃがりこバッグの方です。ではポテトの方はどうだ!?こっちはもっと大きいのが育っているかも?!と期待を込めて掘り起こしてみると・・・

 何かの間違いかな?見つけるのに苦労しました・・・。あ、あれ・・・、育て方を間違えたのか・・・。残念そうにする私をみて、娘が、お父さんかわいそうって言ってました💦 娘に気を遣われるとは・・・。

 ちなみに後日、実家の両親が畑で育てたジャガイモを収穫したというので、見せてもらうと・・・、

 うん、ジャガイモって、こういうのだよねぇ😆

 ちょっとショックだったので、大きく育たない理由を調べてみました。すると、いくつか理由が考えられました。

・芽かきをしなかった

 芽かきとは、丈夫な茎を残して他の芽を抜いてしまうことです。これをしないとイモが小ぶりになってしまうようです。栄養が分散されてしまうということでしょうね。私は芽かきをしなかったので、小さくなってしまった可能性が考えられました。

・花を咲かせたままにしていた

 ジャガイモは育ってくると、花が咲いてきます。私もそれは確認したのですが、花をそのままにしておくと、栄養が花に行ってしまい、大きく育たなくなるようです。ちゃんと調べておくべきでした。

・日照不足

 直射日光が足りないと、茎は長く育っても、根っこに養分が行かず、大きく育たないようです。確かにベランダは時間帯によっては日があたりにくくなることがあります。常に日光が当たる場所に置かなかったのがいけなかったかもしれません。

・来年ぜひリベンジしたい!

 というわけで、今回は失敗と言って良いでしょうね!(笑) 初めて育てたので、いきなりうまくいくなんて甘いんだよって言われたような気分です。今回の経験を糧にして、ぜひまたリベンジ栽培したいです。次は大きく育てて、娘をびっくりさせていなぁ😆
 で、小さいなりにせっかく収穫したジャガイモですので・・・、

 妻が肉じゃがにしてくれました。小さいので切る必要がない分楽だったのでは??😆
味は美味しかったですよ。妻の味付けが良かっただけかもしれませんが・・・。

 さて、今回はジャガイモ栽培の植え付けから収穫までをまとめました。これが誰かの参考になるかはわかりませんが、まあエンタメとしてでも読んでもらえてたら幸いです💦次は大きなジャガイモを収穫してみせますよ!他にも色々な野菜を育てたりしたことを記事にしてみますので、少しでも参考になることがあれば嬉しいです。それではまた。

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